わが子が不登校になり、ふさぎ込んでしまった。
どうしてあげればいいんだろう…
色々調べて試してみたけど、何も変わらずうまくいかない。
どうしたらいいの…?
どうもこんにちは、ルキアです。
今回は、前述したようなお悩みを抱える親御さんに向けて、アプローチするにおいて重要なポイントを、お話ししていきたいと思います。
揺れ動く心に沿って
まず、何よりも大切なことは、相手の心に沿うことです。
今どんなことを考えて、どんな辛い思いをしているのだろうか。
何をされたら嬉しいか。どんな誘いなら気を向けてくれるか。
それに沿ったアプローチをすることは、自分に配慮して考えてもらえたことの喜びにつながります。
そして、自分はひとりぼっちじゃないという、心の支えにもなります。
ふさぎ込んだ心を開いてもらう、第1のカギというわけです。
上手く寄り添う上で、不安定に揺れ動く心をよく観察し、
それに沿った柔軟な対応が求められるのです。
こちらを前提として、常に念頭に置いておきましょう。
絶対にNGなアプローチの仕方
アプローチをするにあたって、絶対にしてはならないことが2つあります。
1つ目は、強要です。
「不登校のこどもにはこれをさせてあげると良い~」といったものが様々紹介されている中、
それをまっすぐ受け取って、これをしなさい、あれをしなさいと強要するのは絶対にNGです。
紹介されていた方法が合わない場合もあるというだけでなく、
不登校のこどもの精神状態では、強要というストレスは、かなりの精神的ダメージを与えてしまうことになるからです。
2つ目は、比較です。
ブログなどの記事を見たことで、
「こういう不登校の人がいて、~~してるんだって」
「あなたもこの人みたいに~~してみたら?」
といったように、他人の話を引き合いに出すのは、実はかなりNGです。
不登校のこどもは、自身のことで心も手一杯です。
そんな中、他人の話をされ、比較をされるのは、
はっきりいってたまったものではありません。
どうアプローチすればよいかわからないことで、
無自覚にこういったNG行為をしてしまう方は少なくありません。
何とかしようとするあまり、逆に相手を追い込むことだけは、絶対に避けましょう。
タイミングの重要性
不登校のこどもたちは、感情の波が大きく、落ち込んでしまう頻度も多いです。
アプローチをする際、相手が精神状態が良いときと悪いとき、どちらが適切かと言われたら、
もちろん落ち着いていて調子がいい時ですよね。
同じアプローチであっても、相手の心の状況次第で、全く異なる結果になってしまうのです。
例えば、調子が良い時に誘われると気乗りするような楽しいことでも、
もし調子が悪い時に誘われると、しんどい…無理…となってしまったり。
心のタイミングによっては、アプローチの方法そのものは良かったとて、
全くの逆効果にすらなり得てしまうというわけです。
良かれと思ってやったことが、逆効果に…
なんてことにはならないようにしなければなりませんね。
心の見極め方
タイミングが重要だということを知っていただいたので、
次は心のタイミングの見極め方についてです。
とはいえ、自分ではないので完全に相手の心を把握しきることはできません。
それができたら超能力者ですねw
そこで、心の大まかな動きの目安を知ることが必要になります。
心の動きの目安として、覚えていただきたいものを3つご紹介します。
・沈んだ後は、基本ニュートラルな状態に戻ってくるが、かかる時間はそれぞれ。
・ニュートラルな状態のときに起きたことで、その後しばらくの感情が決まる。
・上から下へは簡単に落ちてしまうが、下から上へはなかなか上がれない。
です。
これらを意識することで、今相手の心はどんな状態か、つかみやすくなるでしょう。
まとめ
不登校のこどものサポートをするというのは、決して簡単な事ではありません。
お互いが思い通りにいかず、悩まれる方もたくさんいらっしゃいます。
思い通りにいかないということは、まだどこかに心のわだかまりがあるのです。
それをほどかない限りは、うまくいかないことが続いてしまいます。
まず最初は、こどもの心に寄り添い、知ることから始めましょう。
今回お話しした、重要なポイントをおさえていただいたうえで、
時間をかけて、とにかく焦らずゆっくりと。
そんな時間も、いつしかかけがえのないものとなるでしょう。
心のわだかまりがほどけてくる頃には、気づけば良い方向へと歩み始めていますよ。
まったり
まったり
まったりな~
急がず
焦らず~
参ろ~うか~
てな感じですw
おじゃ(*´ω`)
最後までお読みいただきありがとうございました。
みなさまのお悩みを解決する、”ヒント“のような人間となるためこれからも尽力いたします。
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